妊娠報告一段落

今日は会社の人たちに妊娠の報告をした。

みんなおめでとうと言ってくれたり、体調を心配してくれたり、

出産経験のある女性陣は

自分の子どもの話をしてくれた。

 

ありがたい話である。

そして主要メンバーみんなに話せて一段落。

ようやく気持ちも落ち着いた。

 

明日は妊婦健診。

そろそろ性別もわかるのでしょうか。

引っ越しをする。いや、引っ越さねばならぬ。

引っ越すことになった。
それが決まったのは昨日、2023年5月28日のこと。

 

夫と犬と私で暮らす、ペット可2LDKの賃貸アパートに不満はなかった。
駐車場2台分を含む家賃は月5万円を切り、
田舎ならではの安さと自然の多さの中ぬくぬくと生活をさせてもらった。

 

唯一気になることといえば、
最近頻繁に届く管理会社からの「犬の糞尿への苦情」に関するお知らせくらいである。
どうやらアパートの周辺で飼犬に糞尿を垂れ流させている住人がいるらしく、
周辺住人から管理会社へ苦情が入るようだ。
うちの犬ではないにしろ、
疑いをかけられた状態で生活するのは何とも心苦しい。
が、捻りだした気がかりといえばそれくらい。
それくらいに良い物件に住んでいた。
(あとは、隣人があいさつを無視することか。)

 

 

 

 


90歳を超えた大伯母が、入院を経て施設へ入ることになった。
子どもはなく、夫は死別。
身寄りもない大伯母の面倒を見ていたのが叔母だった。
しかしその叔母が昨年急逝し、母が代わりを引き受けたが、
その後すぐに大伯母は施設への入居が決まり、
片付かないままの大伯母家を引き継ぐことになったのが
この私である。

私も何がなんだかよくわからないまま今日の日を迎えた。

 

これはここ数か月での話である。
人の死を経験し、疲弊した心に転居の話。
大伯母も平均寿命を超え、いつ亡くなるかわからない状況。
この混沌を文字に起こすことでどうにかなるのでは、いやなってくれと思いながら
キーボードをたたいている。
また、こういった状況下ではすべてを記憶にとどめておくことが難しいため、
備忘録的な意味も込めて文字に起こしておく。

 

とある片田舎の一家が、取り巻く環境によってどう変化していくか
見届けていただけたら幸いに思う。

 

 

 

家というものは、住人をなくせばすぐに朽ちていく。

そして引っ越しに乗り気な夫。

言うまでもなく引っ越し作業は急務なのである。

 

 

まず動き出したのは夫である。
新居(といっても築40年超の狭小住宅)には駐車スペースが軽自動車1台分ギリギリあるだけ。
今所有している2台の車のうち、走行距離10万kmを超えた低燃費の高齢車を売りに出した。
8万円。約7年を共にした愛車は大学生のバイト代ほどになった。

 

都会にお住まいの方はにわかに信じられないだろうが、
田舎では車はひとり1台所有が当たり前である。
それがステータスのように語る猛者もいる。
うちもそうであったが、救いは夫婦ふたりとも都会での生活を経験済み。
車がないなら自転車やバイクで。最悪タクシーで。
そういった選択肢も考えられる田舎人である。

 

今回、所有車を2→1台にし、バイクを0→1台とする予定。
また、お互い自転車を所有しているのでそれで乗り越えようという算段。
上手くいくかは未来の自分のみぞ知る。

 

そのほか、夫はまず管理会社に退去の連絡をしていた。
はやい。はやすぎる。
心が追い付かないままに引っ越しの準備が着々と進んでいる。
ここは少しばかり夫に任せてみようと思いつつ、
1か月後に設定された退去日までに荷物の撤去が間に合うか
不安に駆られているのであった。

 

引っ越しに伴う雑務で言えば、
荷物の搬出入
住民票の移動
その他登録住所の変更
電気ガス水道も色々あるし
ああ残した車の住所も変更しないと
そうしたら保険会社への登録住所も…
バイクの任意保険加入も…
と芋づる式にやることが湧いてくる。

 

 

不安というのは、漠然としており
不確定要素があればあるほど気持ちが滅入るのである。
不安が少しでも減ることを願い、このブログに書き出してはや1時間が経過してしまった。

書き出す行為が不安を助長させていないか懐疑的になり、

そろそろ終わりにしなければと焦る。

 

近日中にやることといえば、
バイクの購入
そして新居からの荷物の搬出
である。

 

新居からの荷物の搬出?!
はい。
住人の大伯母は家を片付ける暇なく入院、施設入居となった。
そのため、家の中には荷物が残っている。
母が少しは片づけたというが、
めぼしい電化製品を自宅へ持ち帰っただけである。
家には使えもしない終わり切った緑色の昭和家電や
期限の切れた蕎麦が入った冷蔵庫などが残されている。

 

自分の家の引っ越しをする前に
人の家の引っ越し?を済まさなければいけない苦悩。

 

次回は、新居の片づけをお送りしたい。